Google ドキュメントを活用したCMSの構築

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CMSのマッシュアップ?!

Web開発をしていると、Webサイト構築に当たって、お客さん(クライアント or システムのエンドユーザー)がいかに更新してくれるかに頭を悩ませることが多々あります。

そこで、手軽に更新するためのコンテンツ管理システム(以下CMS)として、Googleドキュメント(以下Google Docs)を応用する手法を紹介したいと思います。

今回はGoogleDocsのうちGoogle Spreadsheetsを使って低コストでコンテンツのメンテナンス画面を作る話をしたいと思います。次回は具体的な仕組みです。

更新作業をする方が、GMailを使っていて、事務関係、音楽関係、建築関係、親戚のおじちゃんおばちゃんといった、XHTMLやWikiなどを覚えてもらうのが大変で、業務アプリ以外で使えるのはExcelくらいといった場合に有効な方法だと思います。

基本的な仕組み

  1. GoogleSpreadsheetsで1行1データとしてデータを作り、CSVもしくはXML形式で極秘公開する。
  2. Webページ側で上記データを読み込み、表など必要に応じて処理して表示する。

シンプルなもんです。

不便極まりない入力インターフェースかもしれませんが、使い慣れたExcelと同じ画面でホッとしそうな方にいかがでしょう。

Spreadsheets上で本文のレイアウト変更はできませんが、色やフォントサイズ、幅の指定など、レイアウトに必要な値をSpreadsheetsで設定しておいて、上記と同じように読み込んでCSS出力したりといった用途にも応用できます。

また、Webサイト構築だけでなく、ドメインやWebサーバまで手配してあげたりした場合、別シートにそれらのサービスの会社名や、有効期限、ユーザ名、パスワードといった、「本来、自分以外の誰かが管理していないといけないこと」を備忘録としてまとめておいたりと、Google Spreadsheetsって何気に便利なんです。

特にバージョン管理まで行かないにしても、版を戻す(変更を戻す)ことができるのも1つの強みだと思います。

所感と経緯

Viva!Excel!

一般的な企業では、日常作業で触れるアプリといえば、Officeアプリ関連というのは言うまでもないと思います。特に事務、総務関係の場合は、Excel > Word > PowerPoint の順ではないかと。

以前、某、車の部品メーカーでスペイン語の通訳の仕事をしていたときに、CADで年賀状を書いている技術のオッちゃんを見ました。プロッタ・フォントでなく、プリンタ・フォントを使う工夫付きで。他には、事務のオバちゃんが、Excelのセルを縦横等幅に設定して(方眼用紙状態にして)チラシを作っていたのを見ました。

つまり、急がば回れというか、「非合理の合理性」というか、バイタリティというか、人間やろうと思えば何でだって、という感じです。

「合理の非合理」のカタマリと言っていい自分としては「Wordや筆まめを使った方が合理的ですよ」といったアドバイスをしたくなります。

しかし、今から新しいアプリの操作を覚える時間や手間、そこから発生する弊害を考えると、使い慣れているツールで作業する方が多少手間であっても、最終的にはそれでよかったりするんです。

Spreadsheets as a UI

WEBサイト構築において、上流工程では決済権のある方をメインに進められることが多いのですが、下流になって初めて営業など現場の人が出てきたりします。しかも日々の面倒な更新といった、一番更新システムを触ってくれる事務・総務の方は打ち合わせにも参加できずといった具合です。大きな企業になると顕著だと思います。

今まで、自作の更新システムを中心に、MT、XOOPS、Wiki、Geeklog、etc.と絡めてCMSを構築してきたけれども、その度に「汎用性」という言葉にぶつかるのですが、最近になって「若干の使いづらさがあっても」という言葉を気にするようになりました。

「新しい事を覚えて、楽に作業する」事と、「ちょっと手間だけど、今までの知識で作業する」事のバランスです。

コールセンターで仕事をしていたときに感じた、ショートカットをバリバリよりは、メニューからわざわざといった方がスムーズにご案内できることに似ている気がします。

長くなりましたが、つまりはデータを入力するインターフェースとしてはBlogやWikiより、ExcelやWordの方がいい場合があるということです。もちろんお客様によってですが。

そこで最近の自分の流行というか、思ったよりお客さまのレスポンスがいいというのが、ライト・コンテンツ系の更新で、Google Spreadsheetsを使った組み合わせでした。

ここで言うライト・コンテンツとは、タイトルと概要やリンク付で完結するコンテンツで、こういったものではありません。

例えば、「お知らせ」や「更新履歴」であったり、「取り扱い商品」「業務実績」「リンク集」といった一覧化しやすいものです。写真付など内容が充実したコンテンツには使えませんが、そこからは応用で、下手な更新ツールよりは汎用性があると感じているなぁと思うのです。

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